男が美容に目覚めるきっかけって?

メンズ専門のエステサロン「ひかり素肌」を兵庫県明石で運営している坂下 正樹です!
男性美容の意識が高まっている昨今、美容を仕事にしたいと考えている男性も増えていると思います。

YouTubeやInstagramなどのSNSでも男性がやっている美容アカウントがかなり増えていますね。既にそうした行動に移されている方も多いですが、この場では現役のメンズエステティシャンとして、また実際に店舗をしている立場として男性美容のお話ができればと思います。

第一回目の今回から、なぜ僕が美容に目覚めたのか、メンズエステティシャンを志した理由などを交えながら自己紹介ができればと思います。

僕は大学の卒業まで地元の兵庫県明石で育ち、就職で大阪に出ました。その時は全く美容に関心は無く、単純に「老けたくないなぁ」とか「ずっと若くいたい」という気持ちを漠然と持っている程度でした。その程度であれば大多数の人が持っているような考えではないでしょうか。

そんな普通の僕が美容を意識した理由。それは自身の体調不良がきっかけです。

新卒で入社をして3年目の時、僕はなぜか微熱がずっと続くという状態になりました。仕事を休むほどのものでもなく、若干の気だるさが続くだけ。そのまま仕事を続けていたわけですが、当時は食べて寝れば治ると信じていたので、仕事から帰り、食事を作り、食べてすぐ横になるという生活を続けていました。しばらくすると確かに微熱は収まったのに、今度は胃が気持ち悪くて食事を受け付けない状態に。あまりにもひどいので胃カメラで見てもらうなど病院に行ったのですが、時すでに遅し、既に僕は逆流性食道炎になっていました(笑)食べてすぐ横になる生活を続けていたことが僕にはあまり良くなかったようです。

当時は何かを口に入れるだけで不快感がすごく、飲み込むのも痛い、胃も痛いという状態に。ただ食べないわけにもいかないので、何か食べれるものはないか、胃に優しい食べ物・食材は何か、そうしたものを調べるようになりました。

しかしネットの情報とはすごいもので、食べ物を調べていると、消化の良し悪しだけでなく、その食材の旬・栄養価さらには美容効果など様々な情報がでてきます。僕はそうしたものを読みながら、色々な食材を試し、身体に負担のかけない食事を独学で実践しようとしていました。(当時の主食は大根でした 笑)

その努力が報われてなのか、単純に自然治癒なのかは分かりませんが(所詮は素人の付け焼刃なので)3か月ほどで体調は回復。その時にはある程度食材に詳しくなり、これにはビタミンCが豊富で~などが分かる「なんとなく、美容に関心がある人」になっていました。(人にはひけらかさないですよ!笑)そうした知識が美容って面白いと思い始めたきっかけです。

なので僕は最初からメイクや化粧品といったアイテム好きが高じて美容の世界に入ったわけでも、肌トラブルやアンチエイジングが目的で美容にハマったわけではありません。体調不良を治すために入れた知識に付随して付いてきた情報でした。しかし、それが美と健康、つまりは美容の本質に最初から触れていたわけですから、悪くない、むしろ良い入口だったと思います。

とは言え、当時は自分がエステティシャンになり、実際に自分で店を構えることになるとは思ってもいません。そもそもまだまだ男性美容がニュースにも取り上げられていない、理解もされていない時代です。そう思うと男性美容への関心はこの1~2年で一気に進んだように思います。

次回はそんな状況下、素人が「その気」になりエステティシャンになるまでを書かせてもらえればと思います。

もしよろしければ次回も読んでいただけると幸いです。

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